2024-08-08 54
交通事故に遭ってケガを負った場合、自賠責保険から支払われる補償金には、治療費や入院費などの損害と、後遺症によって生じた労働能力の喪失や生活の不自由さを補う後遺障害補償金が含まれます。
後遺障害補償金の金額は、後遺障害の程度によって決まります。後遺障害の程度は、後遺障害等級によって1級から14級まで14段階に分けられており、等級が高いほど後遺障害がより重く、補償金も高額になります。
自賠責保険の後遺障害補償金の金額は、次の表のとおりです。
等級 | 補償金金額(円) |
---|---|
1級 | 4,480万円 |
2級 | 3,660万円 |
3級 | 2,840万円 |
4級 | 2,340万円 |
5級 | 1,830万円 |
6級 | 1,320万円 |
7級 | 910万円 |
8級 | 510万円 |
9級 | 360万円 |
10級 | 260万円 |
11級 | 190万円 |
12級 | 130万円 |
13級 | 70万円 |
14級 | 30万円 |
なお、自賠責保険では、後遺障害等級の認定後に、後遺障害が改善された場合に、改善に応じた補償金額が支払われます。また、自賠責保険とは別に、任意保険の特約などで後遺障害補償を付加している場合には、さらに補償金が支払われることがあります。
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