10対0の事故でむち打ちが6ヶ月続いた場合の示談金の相場は？

交通事故に遭うと、むち打ちなどのケガを負うことがあります。むち打ちの症状は、事故発生直後には現れず、数日～数週間後に現れるのが一般的です。むち打ちは軽度なものから重度なものまであり、症状が軽い場合は数週間で回復しますが、重度の場合には数ヶ月～数年続くこともあります。

むち打ちが6ヶ月続いた場合、示談金の相場はどの程度になるのでしょうか。示談金は、加害者側の過失割合、被害者の年齢や性別、ケガの状態、治療期間などによって異なります。そのため、一概に示談金の相場を言うことはできませんが、目安としては以下のような金額が考えられます。

過失割合100％の場合

• 治療費：100万円～200万円
• 慰謝料：100万円～200万円
• 逸失利益：30万円～100万円
• 後遺障害：50万円～100万円

合計：280万円～600万円

過失割合50％の場合

• 治療費：50万円～100万円
• 慰謝料：50万円～100万円
• 逸失利益：15万円～50万円
• 後遺障害：25万円～50万円

合計：140万円～300万円

上記の金額はあくまで目安であり、実際の示談金はケースバイケースで異なります。示談金交渉を行う際は、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、あなたの状況を考慮した適切な示談金を交渉してくれます。

なお、示談金は一度決まると、原則として後から増額することはできません。そのため、示談金交渉を行う際は、慎重に検討することが重要です。