携帯電話の普及により、運転中に通話する人が増えています。しかし、運転中に通話することは違反になるのでしょうか？

膝に乗せての通話は違反

運転中に携帯電話を使用するときは、ハンズフリーの使用が義務付けられています。膝に乗せて通話することはハンズフリーの使用とは認められず、違反となります。

道路交通法第71条第6号では、下記のように規定されています。

「携帯電話用装置を手に持って通話するため又は画像を表示するため携帯電話用装置を使用する」

膝に乗せて通話することは、携帯電話を手にもって通話している状態と考えられるため、違反となります。

罰則

運転中に膝に乗せて通話した場合の罰則は以下の通りです。

• 反則金：6,000円
• 違反点数：1点

また、累積違反点数が一定数を超えると、免許停止や講習の対象になる可能性があります。

安全のためにもハンズフリーの使用を

運転中に膝に乗せて通話することは、交通違反だけでなく、安全面でも問題があります。膝に乗せて通話していると、片手がハンドルから離れてしまい、操作が不自由になります。また、通話に気を取られて周囲の状況に注意がいかなくなる危険性もあります。

安全かつ法令遵守のためにも、運転中はハンズフリーの使用を心がけましょう。