交通事故に遭われて治療を続けていると、保険会社から治療費の打ち切り通告を受けることがあります。しかし、まだ症状が改善していない場合や、後遺症が残っている場合は治療費の打ち切りを延長することができます。

ここでは、治療費の打ち切り延長の手続きと注意点を紹介します。

手続き

治療費の打ち切り延長を申請するには、以下の書類を保険会社に提出する必要があります。

• 治療費打ち切り延長申請書
• 医師の診断書
• 治療費領収書

申請書は保険会社から入手できます。診断書は、治療中の医師に発行してもらってください。領収書は、治療費を支払った際の領収書をすべて提出します。

注意点

治療費の打ち切り延長を申請する際には、以下の点に注意してください。

• 申請期限：保険会社によって異なりますが、一般的には治療費打ち切り通告から30日以内です。
• 医師の診断書：診断書には、症状の経過や治療内容、後遺症の有無などが記載されている必要があります。また、治療費の打ち切りを延長する必要がある理由も記載してください。
• 治療費領収書：治療費をすべて支払ったことを証明するため、領収書は漏れなく提出してください。
• 虚偽の申告：治療費の打ち切り延長を申請する際に虚偽の申告を行うと、保険金が支払われなくなったり、刑事罰を課せられたりする可能性があります。

治療費の打ち切り延長を申請しても、保険会社が承認しない場合があります。その場合は、異議申し立てを行うことができます。異議申し立てについては、保険会社に相談してください。