物 損 事故 から 人身 に 変更 期間と注意点

交通事故によって被害者が負った怪我の状態が、当初物損事故として処理されていたものが、後に人身事故に切り替えられるケースは少なくありません。物損事故から人身事故への切り替えには、一定の期間と注意点があります。

切り替え期間

物損事故から人身事故に切り替えることができる期間は、事故日から30日間です。この期間内に、被害者が病院で診断を受け、医師から怪我の診断書を入手する必要があります。

切り替え方法

物損事故から人身事故に切り替えるには、次の手順が必要です。

• 警察に連絡する：事故から30日以内に、事故を処理した警察署に連絡し、人身事故への切り替えを申請します。
• 診断書の提出：医師から受け取った怪我の診断書を警察署に提出します。診断書には、怪我の程度、治療期間などが記載されている必要があります。

注意点

物損事故から人身事故への切り替えには、以下の注意点があります。

• 30日間の期限を守る：事故日から30日以内に手続きを完了しないと、人身事故に切り替えることができなくなります。
• 診断書の重要性：診断書は、怪我の程度を証明する重要な証拠です。正確かつ詳細な診断書を入手しましょう。
• 保険会社の対応：保険会社は、人身事故に切り替えると保険金が増額するため、切り替えに抵抗する場合があります。粘り強く交渉しましょう。

物損事故から人身事故に切り替えることは、被害者の補償額に大きな影響を与えます。30日間の期限と注意点を守り、適正な補償を受けられるようにしましょう。