2026-03-04 30
交通事故を起こした直後、警察での事情聴取の結果、「警察の話と全然違う」「目撃者の証言とも噛み合わない」と感じることは、実は非常に多くのケースで発生するものです。しかし、多くの一般の方が「警察の判断が絶対だ」と思い込み、そのまま黙ってしまうことが、後々のトラブルを招く最大の原因となっています。
私は交通事故専門の弁護士として、これまで多くの「話が違う」という事案に対応してきました,警察の認定とあなたの記憶が食い違う場合、それは必ずしもあなたが悪いわけではありません。しかし、法的な損害賠償を確保するためには、冷静に状況を分析し、正しい対処法を講じる必要があります。
まず、なぜ「話が違う」のでしょうか,最も多い理由は「主観と客観のズレ」です。あなたの脳は事故の衝撃や恐怖、そして後から得る情報によって、記憶を書き換えたり補完したりすることがあります,例えば、警察官が「信号はどうでしたか?」と聞いた際、あなたが「青だった」と答えたとします。しかし、実際には黄色信号だったとしても、あなたの記憶は「青だった」と確信していることがあります。これを「過剰記憶」と言います,警察の目撃者証言や周囲の状況とあなたの記憶が一致しない場合、それはあなたの記憶が不正確だったのではなく、警察の状況把握に偏りがあった可能性も十分に考えられるのです。
警察が作成する「交通事故証明書」や「過失割合の認定」は、あくまで「現場の目撃情報」に基づいた行政処理上の判断です。つまり、それが裁判での最終判断を意味するわけではありません。もし警察の認定があなたの認識と大きく異なる場合、まずは「交通事故申立書」を提出し、再調査を請求することを強くお勧めします。これは警察に対して、あなたの主張を認めさせ、再調査を行うための法的な手続きです。
しかし、証拠がないまま争っても勝てることは稀です。ここで重要になるのが「客観的な証拠」の収集です,警察の調書が違う場合、現場の防犯カメラ、スマートフォンの動画、近隣の店舗の監視カメラ、そして最も重要な「車載カメラ(運転席側)」のデータです。もし運転席側のカメラがあれば、事故の瞬間の状況がはっきりとわかります,私の事務所では、依頼者からカメラデータの提供を受けるだけで、警察の認定を覆し、過失割合を大幅に修正できるケースが非常に多いのが実情です。
また、目撃者との連絡先も逃さずに収集してください,警察に聞かれたがいない方で、あなたの主張を支持してくれる方や、状況を詳しく知っている方がいれば、その方の証言を追加するための証人尋問請求を行うことも有効な手段です。
「話が違う」からといって焦ってはいけません。まずは感情的にならず、冷静に自分の記憶と、警察の記録を比較してください。もし警察の認定が不当であると感じた場合、弁護士に相談することで、適切な証拠収集や手続きを行うことができます,交通事故は一度の認定で終わるものではなく、後日、示談交渉や裁判において争われる可能性が高いものです,警察の話が違うと感じたら、それは「自分の権利を守るチャンス」であり、専門家の力を借りて正しい事実を明らかにすべき時なのです。
元のリンク:https://rb-lawyer.com/post/6794.html
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