2026-03-24 41
交通事故で全身打撲を負われた方は、まず最初に「皮膚に痣ができただけだから、すぐに治るだろう」と安心されている方が少なくありません。しかし、実際には交通事故の全身打撲は、単なる「打撲」以上の深刻な問題を引き起こすことがあり、その後の生活に長期間の痛みや不自由をもたらすことがあります。
私が交通事故紛争を専門とする弁護士として、全身打撲の被害者の方々の皆様に向けて、後遺障害認定の可能性と適切な慰謝料請求のポイントについて解説いたします。
全身打撲とは何か?その実態
交通事故における全身打撲とは、衝撃によって体全体の組織が強く打たれることによって生じる怪我の総称です,単に皮膚に青あざができるだけでなく、筋肉、靭帯、神経、内臓など、体の深部にダメージが及ぶことがあります,特に衝突の瞬間に強く揺さぶられることで、筋肉が収縮したり、筋肉の一部が断裂したりすることがあります。
このような全身打撲の主な症状には、以下のようなものが挙げられます。
後遺障害認定の重要性と「全身打撲」の可能性
日本の交通事故賠償制度において、後遺障害認定とは、事故後に残った障害が「交通事故との因果関係があるもの」として認定されることを指します,認定されると、慰謝料や逸失利益といった賠償金が大幅に増額されるため、非常に重要です。
全身打撲の場合、骨折や脱臼といった明らかな後遺障害が残らないことが多いため、単なる「肉体的な痛み」や「精神的な苦痛」として扱われることがあります。しかし、法律上は「後遺障害等級認定」の対象となり得ます,特に、第14級(日常生活に著しい制限を加えるもの)や、後遺障害等級認定には含まれないものの、労働能力に一定の喪失が認められる「後遺障害慰謝料」の対象となるケースも少なくありません。
たとえ「後遺障害等級」として認定されなくても、後遺障害慰謝料(後遺症による精神的苦痛への補償)を請求することは可能です。ただし、ここで重要なのは、医師の診断書や証言が、その痛みが「交通事故によるものであり、長期間続くもの」であることを客観的に証明することです。
後遺障害認定を勝ち取るための3つの戦略
全身打撲の被害者の方が、正当な補償を得るために必ず行っていただきたいことを弁護士としてアドバイスします。
① 適切な医療行為の積極的受診 事故直後は「痛くないから大丈夫」と判断してしまうことがありますが、全身打撲は発症までに時間がかかるタイプの怪我です,MRIやCT検査など、画像診断を含め、可能な限り高度な医療機関での診察を受けてください,痛みが引かない限り、無理をして日常生活を送らないでください,適切な治療を受けることは、痛みの軽減だけでなく、後遺障害認定の際に「十分な治療を怠った」あるいは「治療の必要性が認められない」と判断されるのを防ぐためにも不可欠です。
② 症状固定までの長期的な対応 多くの全身打撲は、数週間〜数ヶ月かけて徐々に治っていきます。しかし、痛みが完全に消える前に「もう十分だ」と判断して治療を打ち切るのは非常に危険です,弁護士としての経験からも、症状固定(治療が最終的に止まる状態)を決定づけるのは、事故から通常3ヶ月以上経過した時期が一般的です,早すぎる和解や示談は、後遺症に対する補償を失うリスクがあります。
③ 詳細な記録と証拠の集積 日々の痛みの状況、睡眠の質、仕事への影響など、生活の質がどれだけ低下しているかを日記やメモに残してください。また、通院の頻度や投薬の記録、医師から指示された「安静にする」という制限事項の有無なども重要な証拠となります。これらは、後遺障害の程度を客観的に証明するための決定的な武器になります。
結論:専門家の助けを借りて
全身打撲は、本人が一番わかっている苦しみですが、保険会社や加害者側からは「軽い怪我」として扱われる傾向があります。そのため、適切な補償を得るためには、被害者自身が法律や保険請求のプロセスを知ることはもちろん、弁護士などの専門家に依頼することが最も効果的です。
後遺障害認定は複雑な判断が求められるため、医師の診断書の作成指導、症状の客観的証明、保険会社との交渉など、弁護士が全面的にサポートいたします,全身打撲による痛みや不自由から、早く解放されるための道筋を、一緒に見つけていきましょう。
元のリンク:https://rb-lawyer.com/post/7612.html
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