2024-06-29 63
交通事故に遭ってしまった場合、事故相手の車が「無保険」で示談がまとまらないことがあります。そんな時、どのように対処すればいいのか、今回はご紹介します。
事故の相手側が無保険の場合、まずは警察に届けて事故証明を取得しましょう。無保険運転は法律違反になるため、警察が捜査を行ってくれます。事故証明は、保険会社や弁護士への提出など、後々の手続きで必要になります。
無保険車との事故であっても、あなたの加入している保険会社に相談しましょう。自分自身の保険で対応できる場合があります。例えば、任意保険に「無保険車傷害補償」という特約を付帯していれば、相手が無保険でも一定の補償が受けられます。
保険会社で対応できない場合や、より多くの賠償を求めたい場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、相手方との交渉を代理したり、裁判を起こしたりして、あなたの権利を守ってくれます。ただし、弁護士費用は自己負担となるため、注意が必要です。
自動車保険の一部には「弁護士費用特約」という特約があります。この特約を付帯していれば、事故相手が無保険の場合でも弁護士費用を保険会社が負担してくれます。ただし、特約の内容や限度額などがあるので、事前に確認しておく必要があります。
上記の方法でも賠償金が得られない場合、国が設置している「自賠責保険被害救済制度」を利用できます。この制度では、一定の要件を満たせば、政府から補償金が支払われます。ただし、補償額は限度額があります。
事故相手が無保険の場合、適切な対処を行うことが大切です。警察に届けて事故証明を取得し、保険会社や弁護士への相談を検討しましょう。また、弁護士費用特約や国の制度を利用できる場合があります。ご自身の権利を守り、正当な賠償金を得られるよう、適切な対処を心がけましょう。
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