交通事故に遭ってしまった場合、廃車にするケースがあります。廃車にする場合には、廃車保険金の支払いがあります。廃車保険金の支払いがどのように行われるかをご紹介いたします。

廃車保険金の支払い方法

廃車保険金の支払い方法は、以下の2通りがあります。

• 修理代金の全額支払い
• 全損扱いによる保険金支払い

修理代金の全額支払いは、修理代金が時価よりも低い場合に行われます。全損扱いによる保険金支払いは、修理代金が時価よりも高い場合に行われます。

修理代金の全額支払い

修理代金の全額支払いでは、修理代金の全額が保険会社から支払われます。ただし、時価を超える修理代金は支払われません。

修理代金の全額支払いのメリットは、現車を修理できることです。ただし、時価を超える修理代金は自己負担となる可能性があります。

全損扱いによる保険金支払い

全損扱いによる保険金支払いでは、車両の時価が保険会社から支払われます。車両の所有権は保険会社に移ります。

全損扱いによる保険金支払いのメリットは、時価以上の修理代金を支払う必要がないことです。ただし、現車を修理することはできません。

廃車保険金の支払いを受ける際の注意点

廃車保険金の支払いを受ける際には、以下の点に注意が必要です。

• 保険金の支払いは、保険会社と合意した金額になります。
• 時価の評価は、保険会社の査定によって行われます。
• 修理代金の領収書や見積書などの書類を提出する必要があります。

廃車保険金を受け取るには、保険会社と適切に交渉することが重要です。交通事故に関するお悩みは、お気軽に当事務所にご相談ください。