交通事故に巻き込まれた場合、加害者と示談交渉をする前に、その加害者の情報を確認することが重要です。

そこで、日本弁護士連合会では、弁護士照会の手続きを設けています。この手続きを利用することで、加害者の氏名、住所、電話番号などの情報を取得することができます。

弁護士照会の手続き方法

弁護士照会の手続きは、以下の手順で行います。

1. 日本弁護士連合会のホームページから「弁護士照会制度」のページにアクセスします。
2. 「弁護士照会申込書」をダウンロードします。
3. 「弁護士照会申込書」に必要事項を記入し、日本弁護士連合会に郵送します。
4. 日本弁護士連合会が照会を行い、弁護士照会結果を郵送で送付します。

弁護士照会申込書に記入する必要事項

弁護士照会申込書には、以下の必要事項を記入する必要があります。

• あなたの氏名
• あなたの住所
• あなたの電話番号
• 事故の発生日時と場所
• 加害者の車両の情報（ナンバープレート、車種、色など）
• 事故の簡単な説明
• 弁護士を依頼しているかどうか

弁護士照会の手数料

弁護士照会の手数料は、1件あたり5,000円（消費税別）です。手数料は、弁護士照会申込書に同封する必要があります。

弁護士照会を行う際の注意点

弁護士照会を行う際には、以下の点に注意しましょう。

• 弁護士照会は、事故の発生から1年以内に行う必要があります。
• 弁護士照会を行っても、必ず加害者の情報が取得できるわけではありません。
• 弁護士照会は、あくまでも情報取得のための手段です。加害者との示談交渉や訴訟を行う際には、弁護士にご相談ください。