むちうちを負い治療を続けてきたにもかかわらず、保険会社から打ち切りを宣告されてしまった場合、どのように対応すればよいでしょうか。ここでは、交通事故に詳しい弁護士によるむちうち保険打ち切りの対応策をご紹介します。

医師の診断書を入手する

まず、医師の診断書を入手しましょう。診断書には、むちうちによる症状や治療の内容が記載されている必要があります。診断書は、保険会社に対してむちうちが治癒していないことを証明する重要な証拠となります。

保険会社に異議申し立てを行う

診断書を入手したら、保険会社に異議を申し立てます。異議申し立てには、診断書のコピーや治療費の領収書などを添付してください。異議申し立ては、書面で行うのが一般的です。

弁護士に相談する

保険会社が異議申し立てを却下した場合、弁護士に相談しましょう。弁護士は、保険会社の対応が正当かどうかを判断し、必要に応じて法的手続きを代行してくれます。弁護士は、交通事故に強い弁護士に依頼すると安心です。

自賠責保険に申請する

保険会社からの補償が打ち切られた場合、自賠責保険に申請することができます。自賠責保険は、すべての自動車が加入している強制保険であり、交通事故によるケガに対して補償されます。自賠責保険の申請手続きは、警察または保険会社で行うことができます。

裁判所に訴訟を起こす

自賠責保険からの補償も受けられず、保険会社から正当な補償が得られない場合は、裁判所に訴訟を起こすという選択肢もあります。裁判では、医師の診断書や治療費の領収書などを証拠として提出することになります。

まとめ

むちうち保険の打ち切りに対応する際には、以下の手順を踏むことが重要です。

1. 医師の診断書を入手する
2. 保険会社に異議申し立てを行う
3. 弁護士に相談する
4. 自賠責保険に申請する
5. 裁判所に訴訟を起こす（必要に応じて）

適切に対応することで、正当な補償を受け取ることができる可能性が高まります。