弁護士 交渉 費用の相場は？

交通事故で損害を被った場合、加害者との示談交渉を行う際には弁護士に依頼する場合が多いです。その際にかかる弁護士費用が気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、弁護士の交渉費用の相場について解説します。

交渉費用の種類

着手金

着手金とは、弁護士が示談交渉に着手した時点でお支払いいただくものです。交渉が成立し、損害賠償金等が支払われた場合には、着手金の一部または全額が返還されます。着手金は、弁護士の経験や実績、案件の難易度によって異なりますが、一般的には損害額の10～20％程度が目安です。

報酬金

報酬金とは、交渉が成立して損害賠償金などの支払いが確定した際に支払われるものです。報酬金も着手金と同様に、弁護士の経験や実績、案件の難易度によって異なりますが、一般的には損害額の10～15％程度が目安です。

実費

実費とは、弁護士が交渉のために必要となる費用のことです。具体的には、交通費、通信費、資料作成費などが含まれます。実費は案件によって異なりますが、一般的には数万円程度が目安です。

費用の相場

交通事故の交渉費用の相場は、上記のとおりです。ただし、費用の額は弁護士の経験や実績、案件の難易度によって変動します。そのため、正確な費用を知りたい場合は、弁護士に相談する必要があります。また、弁護士費用特約に加入している場合は、特約の範囲内で弁護士費用が支払われる場合がありますので、確認することをおすすめします。

弁護士費用の選び方

弁護士費用を選ぶ際には、次のようなポイントに注意しましょう。

• 弁護士の経験や実績
• 費用の明確さ
• 相談時の対応

経験や実績が豊富な弁護士ほど、交渉力が高く、有利な示談を成立させる可能性が高くなります。また、費用の明確さは非常に重要です。弁護士によっては、着手金のみを提示し、成功報酬については後から請求するケースもあるため、費用の内容を事前にしっかりと確認しましょう。さらに、相談時の対応も弁護士選びの重要なポイントです。親身になって話を聞いてくれる弁護士であれば、安心して依頼することができます。