弁護士 支払い 条件は？

交通事故に遭われた場合、弁護士に依頼することで、適正な損害賠償を受け取ることができます。しかし、弁護士費用を心配される方も多いのではないでしょうか。ここでは、交通事故における弁護士費用の支払い条件についてご説明します。

着手金

弁護士に依頼する際に、最初に支払う費用を着手金と言います。着手金は、交通事故の類型や損害の程度などによって異なりますが、一般的に数万円から数十万円程度です。着手金は、弁護士が事件を受任した対価として支払われます。

成功報酬

交通事故の場合、多くの弁護士は成功報酬を採用しています。成功報酬とは、弁護士が依頼者のために損害賠償金を得ることができた場合に、その一部を受け取るという制度です。成功報酬の割合は、弁護士によって異なりますが、一般的に着手金と合わせると、全体で30%～50%程度となります。

日当

弁護士が、裁判所などに出廷したり、相手方と交渉したりする必要がある場合は、日当が発生することがあります。日当は、弁護士の業務時間に応じて計算されます。

実費

弁護士が、事件処理のために必要となった費用（例えば、交通費、調査費用など）を請求されることがあります。この費用を「実費」と呼びます。

支払い方法

弁護士費用は、着手金と成功報酬の合計額を、損害賠償金から支払うことになります。そのため、依頼者は弁護士費用をあらかじめ用意する必要はありません。ただし、一部の弁護士では、着手金を分割で支払うことを認めている場合があります。

相談は無料

交通事故に遭われた場合は、まずは弁護士に相談することをおすすめします。多くの弁護士は、初回相談を無料で実施しています。相談では、交通事故の状況や弁護士費用の支払い条件などについて、詳しく説明してもらえます。