後遺症 示談 の手続きと注意点、賠償金額の目安

 2024-08-31    47  

交通事故の被害者として後遺症が残った場合、加害者に対して損害賠償を求めることができます。後遺症による損害賠償を受け取るためには、示談交渉を行う必要があります。

示談交渉には一定の手順があります。また、注意すべき点もいくつかあります。さらに、示談交渉において賠償金額の目安も把握しておくことが重要です。

後遺症 示談 の手続きと注意点、賠償金額の目安

この記事では、後遺症の示談交渉の手順と注意点を解説します。また、賠償金額の目安についてもご紹介します。

示談交渉の手続き

後遺症の示談交渉は、以下の手順で行われます。

  • 被害者または代理人が加害者に対して請求書を送付
  • 加害者側と示談交渉の日時を決める
  • 示談交渉を行う
  • 示談書を作成
  • 示談書を締結
  • 示談金を受け取る

示談交渉の注意点

示談交渉を行う際には、以下の点に注意が必要です。

  • 専門家に相談する
  • 後遺症の症状を正確に把握する
  • 損害額を算定する
  • 過失割合を把握する
  • 交渉相手から提示された金額に安易に同意しない
  • 示談書に不備がないか確認する

賠償金額の目安

後遺症の示談交渉において賠償金額の目安は、以下のとおりです。

  • 後遺障害等級1級:約4,000万円~5,000万円
  • 後遺障害等級2級:約2,500万円~3,500万円
  • 後遺障害等級3級:約1,500万円~2,500万円
  • 後遺障害等級4級:約1,000万円~1,500万円
  • 後遺障害等級5級:約500万円~1,000万円
  • 後遺障害等級6級:約300万円~500万円
  • 後遺障害等級7級:約100万円~300万円
  • 後遺障害等級8級:約50万円~100万円
  • 後遺障害等級9級:約20万円~50万円
  • 後遺障害等級10級:約10万円~20万円
  • 後遺障害等級11級:約5万円~10万円
  • 後遺障害等級12級:約2万円~5万円
  • 後遺障害等級13級:約1万円~2万円
  • 後遺障害等級14級:約5,000円~1万円

賠償金額の目安はあくまで目安であり、具体的な賠償金額は後遺症の症状や被害者の年齢、収入などのさまざまな要素によって異なります。

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