2024-09-07 19
交通事故に遭ってしまった場合、後遺障害が残ってしまうケースがあります。後遺障害とは、事故によるケガが治った後も残存する障害のことで、身体的?精神的な苦痛を引き起こしたり、日常生活や社会生活に支障をきたしたりすることがあります。
後遺障害を認定してもらうためには、一定の手続きが必要です。ここでは、後遺障害の認定手続きについて解説します。
事故に遭ったら、まず警察に事故届を提出します。事故届けには、事故の日時、場所、状況、負傷者の氏名や住所などを記載します。この事故届けは、後遺障害の認定手続きに必要となるので、必ず提出しましょう。
事故後、医師の診断を受けましょう。医師は、負傷の程度や治療内容を診断書に記載します。診断書は、後遺障害の認定を申請する際に必要となります。
治療が終了したら、後遺障害診断書を作成してもらいます。後遺障害診断書は、医師が後遺障害の有無や程度を診断したものです。後遺障害診断書は、後遺障害等級認定委員会に提出します。
後遺障害診断書ができたら、後遺障害等級認定委員会に申請します。後遺障害等級認定委員会は、後遺障害の等級を認定する機関です。申請書には、後遺障害診断書や事故証明書などを添付します。
後遺障害等級認定委員会は、提出された書類をもとに後遺障害の等級を認定します。等級は、1級から14級まであり、等級が高いほど障害が重いことを示します。等級の認定結果は、申請者に通知されます。
後遺障害等級が認定されると、自賠責保険や労災保険から給付金が支払われます。給付金の種類や金額は、後遺障害の等級によって異なります。
後遺障害の認定手続きは、複雑で時間がかかる場合もあります。しかし、適切な手続きを踏むことで、適切な補償を受けることができます。後遺障害でお困りの方は、早めに弁護士などに相談しましょう。
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