むちうち 正式 名称 は？

交通事故に遭うと、多くの場合、首や腰を痛めます。その中でも、首を痛める「むちうち」は、自賠責保険でも認められている一般的な症状です。

しかし、「むちうち」には正式名称がありません。なぜなら、「むちうち」という症状は、医学的には「頸椎捻挫（けいついねんざ）」や「頸部挫傷（けいぶざしょう）」などの複数の症状が複合的に重なった状態を指すからです。

「むちうち」の症状

「むちうち」の主な症状は以下の通りです。

• 首の痛み
• 首の運動制限
• 頭痛
• めまい
• 吐き気
• しびれ
• 倦怠感

「むちうち」の治療

「むちうち」の治療は、症状によって異なります。一般的には、安静にし、消炎鎮痛剤を服用します。また、理学療法やマッサージなどを受けることもあります。

症状が重い場合は、手術が必要になることもあります。ただし、ほとんどの「むちうち」は、適切な治療を受ければ、数週間から数ヶ月で改善します。

「むちうち」と自賠責保険

「むちうち」は、自賠責保険で認められている症状です。そのため、交通事故で「むちうち」になった場合は、自賠責保険から治療費や慰謝料を受け取ることができます。

しかし、「むちうち」は症状が分かりにくく、後遺症が残ることもあります。そのため、交通事故に遭ったら、必ず医療機関を受診し、正確な診断を受けることが重要です。