スマートフォンが普及し、多くの方が日常生活において手放せないものとなっています。しかし、ながらスマホは非常に危険です。歩行中や自転車運転中のながらスマホは、事故につながり、最悪の場合、命を落とすこともあります。

交通違反で免許停止に

さらに、ながらスマホは重大な交通違反として扱われ、免許停止処分を受ける可能性もあります。道路交通法では、以下の行為が禁止されています。

• 運転中に携帯電話などの通信機器を使用すること
• 片耳以上のイヤホンやヘッドホンを使用すること

これらの違反行為をした場合、反則点数2点と罰金が科せられます。また、累積反則点数に応じて、免許停止処分を受ける可能性があります。累積反則点数が15点以上になると1カ月の免許停止、25点以上になると3カ月の免許停止となります。

自転車も対象

注意しなければならないのは、ながらスマホが自動車の運転だけでなく、自転車にも適用されるということです。自転車は軽車両に分類されるため、道路交通法上の運転に該当します。そのため、自転車を運転中に携帯電話を使用したり、イヤホンやヘッドホンを使用したりすると、反則点数2点と罰金が科せられます。

ながらスマホは自分自身だけでなく、周囲の人にも危険をもたらします。交通事故を防ぎ、免許停止処分を受けないためにも、運転中はスマートフォンを使用しないようにしましょう。

最近はスマホの普及により、歩きスマホをする人を見かけることが多くなりました。歩きスマホは非常に危険であり、事故を起こす確率も高くなります。中には、歩きスマホをしながら運転する人もいます。これは非常に悪質な行為であり、重大な事故につながる可能性があります。

ながらスマホはなぜ危険なのか？

ながらスマホは、次のような理由で危険です。

• 注意力散漫になり、周囲の状況を把握できなくなる
• 反応速度が低下し、急な状況に対応できなくなる
• バランスを崩しやすくなり、転倒するリスクが高まる

運転中のながらスマホは法律違反

運転中のながらスマホは、道路交通法違反となります。罰則は、反則金6,000円と違反点数1点です。また、累積違反点数により免許停止処分を受けることもあります。

免許停止の基準

運転中のながらスマホによる免許停止の基準は、次の通りです。

• 反則点数12点以上
• 免許取得から3年未満の場合は、反則点数9点以上

免許停止期間

運転中のながらスマホによる免許停止期間は、反則点数によって異なります。

• 反則点数12～14点：30日
• 反則点数15点以上：90日

まとめ

運転中のながらスマホは、非常に危険かつ法律違反です。重大事故につながる可能性もありますので、絶対にやめましょう。もし運転中にスマホを使用したい場合は、安全な場所に停車してから使用しましょう。自分の身を守るためにも、周囲の人の安全を守るためにも、ながらスマホをしないように心がけましょう。