交通事故の後遺症や障害等級の認定、慰謝料請求において必要な書類や手順をご紹介します。後遺症や障害認定があると、賠償金や治療費などの補償を受けることができます。

必要な書類

?交通事故証明書

?診断書

?カルテ

?過失割合証明書

?印鑑証明書

?マイナンバーカードなどの身分証明書

手順

1. 警察に交通事故証明書の発行を依頼する

交通事故後は、必ず警察に事故証明書の発行を依頼してください。この証明書は、事故の状況や過失割合などを証明する重要な書類です。

2. 医療機関を受診し、診断書を作成してもらう

後遺症や障害の有無を判断するため、医療機関を受診して診断書を作成してもらいましょう。診断書には、後遺症の症状や程度、障害等級などが記載されています。

3. カルテのコピーを取得する

医療機関を受診すると、カルテが作成されます。後遺症や障害の程度を証明するために、カルテのコピーを取得しておきましょう。

4. 過失割合証明書を取得する

事故の過失割合は、保険会社や自賠責保険審査会から発行される過失割合証明書によって証明されます。過失割合に応じて、賠償金や慰謝料の額が決定します。

5. 保険会社または自賠責保険審査会に書類を提出する

後遺症や障害認定の申請に必要な書類を、保険会社または自賠責保険審査会に提出します。提出後、審査が行われ、後遺症や障害の程度に応じて等級が認定されます。

6. 慰謝料の請求を行う

後遺症や障害等級が認定されると、慰謝料を請求することができます。慰謝料は、後遺症や障害による精神的?肉体的苦痛に対する補償です。

ポイント

後遺症や障害等級の認定、慰謝料請求を行う際には、正確な書類をそろえることが重要です。また、手続きに時間がかかることもあるため、余裕をもって対応しましょう。交通事故に関する法律や手続きがわからない場合は、弁護士に相談することをおすすめします。