追突事故で何点引かれる？

交通事故に遭ってしまった場合、事故の内容によって過失割合が変わり、それに応じて違反点数も異なります。追突事故の場合、一般的には追突した側が過失割合100%となり、その場合の違反点数は以下の通りです。

【追突事故で加害者側に付く違反点数】

• 過失運転致死傷：7点（免許停止処分）
• 過失運転致傷：5点（免許停止または免許取消処分）
• 物損事故：3点（通常は免許停止処分なし）

ただし、追突された側にも過失があったと認められる場合は、過失割合が減少し、それによって違反点数も軽減される可能性があります。例えば、追突された側が急ブレーキをかけた場合や、追突された側に不適切な運転があった場合などがこれに当たります。

また、追突事故の状況によっては、過失割合が争われることもあります。信号無視や脇見運転など、明らかに追突した側の過失が大きいと認められる場合は、過失割合100%となる可能性が高くなります。逆に、追突された側が急な車線変更や無理な割り込みを行っていた場合など、追突された側の過失も考慮される可能性があります。

追突事故の過失割合や違反点数は、事故の状況や当事者の主張によって大きく異なります。そのため、事故に遭ってしまった場合は、弁護士に相談して過失割合や違反点数の算定についてアドバイスを受けることをおすすめします。