事故 病院 支払いの手続きは？

交通事故に遭ってしまった場合、治療費などの費用負担について不安に思われる方が多いと思います。ここでは、交通事故に遭った場合の病院での支払手続きについてご説明します。

支払いの仕組み

交通事故による怪我の治療費は、自賠責保険によって賄われます。自賠責保険とは、すべての自動車や二輪車に加入が義務付けられている保険です。そのため、治療費は原則として自己負担がありません。

支払いの手続き

病院での治療費を支払う際、以下の手順に従ってください。

1. 病院の窓口に交通事故にあったことを伝える。
2. 自賠責保険の加入証明書と運転免許証を提示する。
3. 治療費の請求書を受け取る。

請求書は、自賠責保険の保険会社に提出することで、保険会社が直接病院に支払います。自己負担は原則としてありませんが、以下の場合に一部負担金が発生することがあります。

• 治療費が自賠責保険の限度額を超えた場合
• 通院日数が30日を過ぎた場合
• 入院日数が120日を過ぎた場合

注意点

以下の点にご注意ください。

• 自賠責保険は、相手方の過失による事故が対象です。自分の過失による事故の場合は、治療費を自己負担する必要があります。
• 自賠責保険の加入証明書を提示しないと、治療費が自己負担になる場合があります。必ず提示するようにしましょう。
• 治療費の請求書は大切に保管しましょう。保険会社に提出する必要があります。

交通事故に遭ってしまった場合、まずは落ち着いて病院を受診しましょう。治療費の支払いは自賠責保険によって賄われますので、自己負担を心配する必要はありません。ただし、加入証明書を提示したり、請求書を保管したりといった手続きを忘れないようにしましょう。