怪我 後遺症 認定の手順は？

交通事故に遭い、後遺症が残った場合、損害賠償請求をすることができます。しかし、後遺症が認定されるには一定の手順を踏む必要があります。ここでは、怪我の後遺症認定の手順について解説します。

警察への届け出

事故が発生したら、まずは警察に届け出ましょう。警察に届け出を行うことで、事故の記録が残り、後遺症認定の際に証拠として使用できます。

医療機関の受診

事故後は、すぐに医療機関を受診しましょう。医療機関では、ケガの治療を行うだけでなく、後遺症が残る可能性があるかどうかを診断します。後遺症が残る可能性がある場合、医師は診断書を作成します。

自賠責保険会社への申請

医療機関を受診したら、自賠責保険会社に申請を行います。自賠責保険会社は、交通事故の被害者に補償を行う保険です。自賠責保険会社に申請を行うことで、後遺症認定の審査が行われます。

後遺症認定審査会への申請

自賠責保険会社で後遺症が認定されなかった場合、後遺症認定審査会に申請することができます。後遺症認定審査会は、自賠責保険会社の審査結果に不服がある場合に、再審査を行う機関です。

後遺障害等級の認定

後遺症認定審査会で後遺症が認定されると、後遺障害等級が認定されます。後遺障害等級は、後遺症の程度に応じて14段階に分けられています。後遺障害等級によって、損害賠償額が変わります。

怪我の後遺症認定には一定の手順が必要ですが、適切な手続きを踏むことで、適正な損害賠償を受けることができます。交通事故に遭ったら、上記のステップに従って手続きを進めましょう。