弁護士と相談する際の料金はどのような体系で計算されますか？

交通事故に遭われたとき、被害者として弁護士に相談する場合、気になるのは費用がかかるかどうかという点でしょう。弁護士に相談する際の料金には、どのような体系があるのでしょうか。

着手金

着手金とは、弁護士が実際に業務を開始する際に支払う費用です。着手金の額は、事件の内容や難易度によって異なりますが、一般的には損害賠償額の10～20％程度が目安となっています。

報酬金

報酬金とは、弁護士が事件を解決した後に支払う費用です。報酬金の額は、解決した損害賠償額の一定割合で計算されます。通常は成果報酬制といって、解決した損害賠償額が大きいほど報酬金も高くなります。

手数料

手数料とは、弁護士が裁判所やその他の機関で手続きを行う際に発生する諸経費のことです。手数料には、裁判所への印紙代や交通費、調査費用などが含まれます。

実費

実費とは、弁護士が事件遂行のために実際に支出した費用です。実費には、鑑定料や資料収集費などが含まれます。

その他

上記以外にも、弁護士によっては相談料や顧問料などを設定している場合があります。また、交通事故被害者の場合、自賠責保険や任意保険から弁護士費用が補償されることもあります。

弁護士費用を支払うメリット

弁護士に費用を支払うことで、以下のようなメリットが得られます。

まとめ

弁護士に相談する際の費用は、着手金、報酬金、手数料、実費など、さまざまな体系で計算されます。ただし、弁護士によっては相談料や顧問料などを設定している場合や、自賠責保険や任意保険から弁護士費用が補償されることもあります。弁護士費用を支払うことで、専門家の知識と経験を活かした適切なアドバイスを受けたり、裁判手続きをスムーズに進めたりするメリットが得られます。