後遺症 補償 いくらもらえる？

交通事故に遭うと、後遺症が残るケースも稀ではありません。後遺症が残ると、日常生活に支障をきたしたり、治療費や慰謝料などの経済的な負担が生じたりするため、被害者は大きな苦痛を強いられます。

そこで気になるのが、後遺症に対する補償額です。後遺症の程度により補償額は大きく異なりますが、ここでは主な後遺症とそのおおよその補償額についてご説明します。

後遺障害等級と補償額

後遺症の程度は、後遺障害等級によって14段階に分けられています。等級が高いほど後遺症が重く、補償額も高くなります。

後遺障害等級1級（最も重い）の場合、補償額は最高で約4,900万円に達します。逆に、等級14級（最も軽い）の場合は、約50万円程度となります。

一般的な後遺症と補償額

交通事故でよく見られる後遺症とそのおおよその補償額を以下にご紹介します。

• むち打ち（頸部捻挫）：等級5～7級、補償額：約800万円～約1,400万円
• 腰痛?椎間板ヘルニア：等級6～10級、補償額：約1,000万円～約3,000万円
• 脳挫傷?外傷性脳損傷：等級1～14級、補償額：約50万円～約4,900万円
• 脊髄損傷：等級1～4級、補償額：約4,000万円～約4,900万円

注意点

あくまで参考情報であり、実際の補償額はケースによって異なります。また、後遺症の程度を認定する際には、医師の診断書や各種検査結果などが重要になります。

交通事故に遭い、後遺症が残った場合は、弁護士に相談して適正な補償額を請求することが大切です。

弁護士に相談するメリット

弁護士に相談するメリットは、次のような点が挙げられます。

• 適正な補償額を算出するお手伝いができます。
• 保険会社との交渉を代行し、被害者の負担を軽減できます。
• 被害者の権利を守るために、裁判所への提訴を含めたあらゆる法的措置を講じることができます。

後遺症でお悩みの方は、ぜひ弁護士にご相談ください。あなたのご相談を心よりお待ちしております。