むちうち だるい時の対処法は？

交通事故に遭うと、首の痛み、こり、だるさなどの「むちうち」症状が現れることがあります。むちうち症状は、日常生活に支障をきたすだけでなく、仕事や学業にも悪影響を及ぼしかねません。

ここでは、むちうちがだるい時の対処法をご紹介します。

安静にする

むちうちの症状を改善するためには、まず安静にすることが大切です。無理をせず、安静に過ごしましょう。首を動かすのは最小限にして、激しい運動や重労働は避けましょう。

アイスパックを当てる

アイスパックを首に当てると、痛みや炎症を抑える効果があります。15～20分間当てたら外して、2～3時間おきに繰り返しましょう。

温める

アイスパックで冷やした後は、温めることで血行を促進し、筋肉の緊張をほぐしましょう。温かいお風呂に入ったり、ホットパックを首に当てたりすると良いでしょう。

ストレッチをする

痛みが落ち着いてきたら、軽く首をストレッチしましょう。首をゆっくりと前後に倒したり、左右に回したりします。ただし、無理は禁物です。

シップや湿布を使う

シップや湿布には、消炎鎮痛作用があります。首に貼ると、痛みを和らげることができます。

マッサージを受ける

マッサージは、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進する効果があります。むちうちの症状を改善するためには、専門のマッサージ師に相談しましょう。

薬を飲む

痛みが強い場合は、医師に相談して薬を処方してもらいましょう。消炎鎮痛剤や筋肉弛緩剤などが処方されることがあります。

むちうちの症状は、時間が経てば徐々に改善していきます。しかし、放置しておくと慢性化することもあります。症状が長引く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。