示談に応じないとどうなりますか?

 2024-10-25    35  

交通事故を起こしてしまった場合、相手方から示談の申し出を受けることがあります。示談に応じるかどうかは、事故の責任の程度や損害の額などによって慎重に判断する必要があります。今回は、示談に応じないとどうなるのかについて解説します。

示談に応じない場合のデメリット

示談に応じないと、以下のデメリットが生じる可能性があります。

示談に応じないとどうなりますか?

  • 損害賠償額が増額する可能性がある
  • 交通事故の損害賠償額は、示談交渉の結果で決まります。示談に応じないと裁判手続きに移行し、裁判所が判断することになります。裁判所は、示談交渉で提示されていた額よりも高額の損害賠償を認める可能性があります。
  • 訴訟費用が発生する
  • 裁判手続きに移行すると、弁護士費用、裁判所への手数料などの訴訟費用が発生します。これらの費用は、示談に応じるよりも高額になる場合があります。
  • 事故の解決に時間がかかる
  • 裁判手続きは、示談交渉よりも時間がかかります。そのため、事故の解決が遅れてしまう可能性があります。

示談に応じないべきケース

ただし、以下の場合には示談に応じないことが検討されるべきです。

  • 過失が相手方にあるのに、過失相殺を主張されている場合
  • 損害賠償額が不十分な場合
  • 示談書の内容が不当な場合

示談に応じるかどうかは、事故の状況、損害の程度、相手方の態度など、さまざまな要素を総合的に考慮して判断する必要があります。示談に応じるべきか迷った場合は、弁護士に相談することをおすすめします。

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