2024-10-31 3
交通事故に遭ってしまった場合、まず確認したいのは「人身事故」に該当するかどうかです。人身事故とは、交通事故により人が負傷したものを指します。人身事故とそうでない事故では、その後の手続きや対応が大きく異なりますので、正確に判断することが重要です。
人身事故かどうかを判断するのは、警察官です。警察官は、事故現場の状況や当事者の証言をもとに、事故が人身事故に該当するかどうかを判断します。警察官が人身事故と判断した場合、その旨の交通事故証明書が発行されます。
ただし、警察官が事故現場に駆けつけなかった場合や、現場での判断が困難な場合は、後日、警察署や交番で事故の状況を説明する必要があります。この場合、警察官が状況を総合的に判断して、人身事故か否かの判断を下します。
警察官が人身事故かどうかを判断する基準は、主に以下の3つです。
負傷の程度が軽微で、医療機関での治療や通院?入院の必要がない場合は、人身事故にはなりません。逆に、負傷が重く、医療機関での治療や通院?入院が必要な場合は、人身事故と判断されます。
交通事故に遭ってしまった場合、当事者としては「大したケガではないのでは」と自己判断してしまい、警察に連絡しないケースもあります。しかし、事故によるケガは、時間が経つにつれて悪化したり、自覚症状のないケガがあったりすることがあります。そのため、事故後は警察に連絡し、人身事故かどうかを正しく判断してもらうことが大切です。
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