交通違反により、運転免許の点数（違反点数）が3段階（12点から9点）下がると、自動車保険料は大幅に上昇します。

等級の仕組み

自動車保険料は、過去3年間の違反点数などによって決まる「等級」によって算出されます。等級は1から20段階に分けられており、違反点数が多いほど等級は下がります。等級が低いほど、保険料は高くなります。

3段階下がった場合の保険料上昇額

3段階下がった場合、保険料は平均で以下のように上昇します。

15～20%：過失の多い事故の場合など 10～15%：飲酒運転や信号無視などの重大な違反の場合 5～10%：比較的軽微な違反の場合

具体的な保険料の例

たとえば、等級が7のドライバーが3段階下がった場合、保険料は以下のようになります。

等級7：保険料10万円 等級4：保険料12万円（20%上昇）

保険料上昇への対策

保険料の上昇を防ぐためには、交通違反をしないことが重要です。また、以下の対策を講じることで、保険料をある程度抑えることができます。

免許更新時の講習会を受講する（優良ドライバー講習など） 安全運転支援システム搭載の車種に乗り換える 複数の保険会社から見積もりを取る

交通違反により等級が下がると、保険料が大幅に上昇します。交通違反をしないよう注意し、保険料の上昇を防ぎましょう。