物損事故から人身事故に切り替えるデメリットは?

 2024-12-29    5  

交通事故では、物損事故で処理されたものが、後から人身事故に切り替わるケースがよくあります。その場合、ドライバーとしてはデメリットも生じることを知っておく必要があります。

示談がやり直しに

物損事故の場合は、示談で解決するのが一般的です。しかし、人身事故に切り替わると、示談がやり直しになります。そのため、物損事故で示談金を支払ったとしても、人身事故に切り替わった場合は、再び示談金を支払う必要があります。

保険金の請求が遅れる

物損事故と人身事故では、保険金の請求方法が異なります。物損事故の場合は、車両保険から保険金を請求できますが、人身事故の場合は、自賠責保険と任意保険から保険金を請求します。そのため、人身事故に切り替わると、保険金の請求が遅れる可能性があります。

物損事故から人身事故に切り替えるデメリットは?

過失割合に影響が出る

物損事故と人身事故では、過失割合の認定方法が異なります。物損事故の場合は、警察の判断で過失割合が決められますが、人身事故の場合は、自賠責保険の認定によって過失割合が決められます。そのため、人身事故に切り替わると、過失割合が不利になる可能性があります。

刑事責任を問われる可能性

物損事故では、刑事責任を問われることはほとんどありません。しかし、人身事故に切り替わると、相手方の怪我の程度によっては、刑事責任を問われる可能性があります。

以上のように、物損事故から人身事故に切り替えることは、ドライバーにとってデメリットになる可能性があります。そのため、物損事故で示談をする前に、人身事故に切り替えることのリスクを十分に検討することが重要です。

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