2025-03-13 5
物損事故と人身事故の違いは、警察への届け出の内容と、適用される法律にあります。物損事故は、車の損傷や物の破損のみを対象とし、人身事故は、怪我や死亡など、人の身体に損害が発生した場合を指します。
人身事故として届け出ることによって、治療費、通院交通費、休業損害、慰謝料など、怪我に関する様々な損害賠償を請求することが可能になります。物損事故の場合、これらの損害賠償を請求することは非常に困難になります。
例えば、事故直後は自覚症状がなくても、後日、むちうちなどの症状が現れることがあります。物損事故として処理してしまうと、後から症状が現れても、事故との因果関係を証明することが難しくなり、治療費を自己負担しなければならないケースも考えられます。
もし、物損事故として処理してしまった後でも、怪我の症状が現れた場合は、速やかに警察に連絡し、人身事故への切り替えを申し出ましょう。診断書などの医療機関の書類を提出することで、人身事故として扱われる可能性が高まります。
ただし、事故から時間が経ちすぎると、因果関係を証明することが難しくなるため、できるだけ早期に対応することが重要です。
交通事故に遭われた場合、特に怪我をされている場合は、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、事故状況の把握、損害賠償請求の手続き、保険会社との交渉など、様々なサポートを提供してくれます。
弁護士に依頼することで、適切な賠償金を受け取れる可能性が高まるだけでなく、精神的な負担も軽減されます。交通事故に詳しい弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。
交通事故に遭い、怪我をされた場合は、必ず人身事故として届け出るようにしましょう。物損事故として処理してしまうと、後々、損害賠償請求で不利になる可能性があります。もし、物損事故として処理してしまった場合でも、諦めずに、弁護士に相談するなど、適切な対応を取りましょう。
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