交通事故に遭い、自賠責保険の打ち切り後に自身の健康保険を利用する際には、以下の手順と注意点があります。

1. 健康保険への届出

交通事故の怪我で治療を続ける場合は、健康保険組合に届出を行う必要があります。この届出をしないと、健康保険が適用されませんので、事故後すみやかに届出をしましょう。

2. 診療内容の確認

健康保険で治療を受けることができるのは、自賠責保険の対象外の症状に限られます。自賠責保険でカバーされる症状については、保険会社に確認してください。

3. 窓口負担金の支払い

健康保険を利用した治療では、通常、窓口負担金が必要です。負担額は、加入している健康保険の種類や治療内容によって異なります。

4. 診断書発行

健康保険を利用して治療を続ける場合、医師から診断書を発行してもらう必要があります。この診断書は、健康保険組合に提出する書類となります。

5. 注意点

健康保険を利用する場合の注意点としては、以下のことがあります。

• 自賠責保険の打ち切り後に健康保険を利用すると、自賠責保険の示談金が減額される可能性があります。
• 健康保険の給付金は、自賠責保険の支払額と重複して受け取ることはできません。
• 自賠責保険の打ち切り後も、後遺症などの症状が継続する場合は、障害年金などの給付金が受け取れる場合があります。

交通事故に遭い、自賠責保険の打ち切り後に健康保険を利用する際には、上記の点を考慮し、適切な対応をとりましょう。