自損事故の通院、一日いくらもらえる?自賠責と任意保険の相場と申請方法を解説

 2026-04-06    31  

交通事故に巻き込まれ、加害者となった上に被害者として自分も怪我をしてしまった場合、頭を悩ませるのは「通院した場合の慰謝料」や「休業損害」の金額ではないでしょうか,特に「自損事故(本人事故)」の場合、被害者と加害者が同一人物になるため、自分の保険から損害を補填してもらう必要があります。

本記事では、自損事故で通院した際に、自賠責保険と任意保険のどちらを使うべきか、そして一日あたりいくらもらえるのか、弁護士の観点から詳しく解説します。

自損事故の通院、一日いくらもらえる?自賠責と任意保険の相場と申請方法を解説

自賠責保険の相場:一日5,500円(2024年4月より)

まず、日本の基準となる「自賠責保険」について見ていきましょう,自賠責保険は強制加入で、他者に怪我をさせた場合の被害者補償の最低限の保障を行います。

2024年4月1日より、自賠責保険の保険料が改定されました。これに伴い、通院による慰謝料の上限額も改定されています,現在の自賠責保険における通院の相場は、1日あたり5,500円(軽傷の場合)です。

  • 支払い開始のタイミング: 医療証明書の発行から15日後から支払われます(ただし、入通院報告書の提出は事故発生から90日以内に行う必要があります)。
  • 支払いの対象: 1日5,500円が支払われるのは、診療を受けている日数に限られます,通院のついでに薬局で処方箋を買っても、その薬代は別途「通院費」として請求することになります。

自賠責保険は「最低限の保障」であるため、5,500円という額は、実際の生活費や精神的な苦痛を考えると決して十分とは言えない場合が多いのが現実です。

任意保険の活用:自賠責の枠を超える補償

「自損事故」の場合、被害者と加害者が同じ人物になるため、加入している「任意保険」の被害者請求制度を利用することになります,任意保険は加入する内容によって補償額が変わりますが、自賠責の枠を超えて高額な補償が受けられるのが最大のメリットです。

通院による慰謝料(通院日額補償)

任意保険の保険証券を見てみると、「通院日額補償」という項目があるはずです。ここで設定している金額が、実際に通院した際に受け取れる「通院慰謝料」の基準となります。

  • 相場: 1日あたり1万円〜3万円程度が一般的です。
  • 自賠責の5,500円に加え、任意保険の金額が上乗せされます,例えば、任意保険の通院日額補償が1日2万円の場合、実際に受け取れる慰謝料は、自賠責分を含めて2万5,500円になります。

入院による慰謝料(入院日額補償)

通院ではなく入院した場合の相場も大きく異なります。

  • 自賠責: 1日あたり1万7,700円(2024年4月改定値)。
  • 任意保険: 1日あたり2万5,000円〜5万円程度。 入院中は食事代や身の回りの世話が必要になるため、通院より補償額が高くなる仕組みになっています。

その他の補償内容(自損事故でも受け取れるもの)

自損事故の場合、加害者と被害者が同一人物であるため、本来加害者側が負担すべき「新損害(車の修理費)」以外の費用についても、自分の保険から請求できます,具体的には以下の通りです。

  1. 休業損害(休業補償): 通院や入院で仕事を休んだ場合に支払われるお金です,会社員の場合は「給与証明書」や「源泉徴収票」に基づいた年収に基づいて計算されます,通院であれば1日あたり数万円、入院であれば数倍の額が支払われることがあります。
  2. 交通費: 通院時に公共交通機関を利用した場合の往復運賃、タクシーを利用した場合の代金、あるいは自宅から病院までの距離に基づく通勤費としての支払いです。タクシーを利用していれば、その代金は自賠責や任意保険から全額補填される可能性が高いです。
  3. 入通院慰謝料: 精神的な苦痛に対する補償です,自賠責では軽傷の場合は通院分のみですが、任意保険では入院や怪我の程度に応じて、通院分だけでなく入院分も含めて計算される場合があります。

弁護士に相談するメリット

もし、怪我が比較的軽度で、仕事を休まず通院で済むケースであれば、自分で保険会社と交渉して「1日2万円」程度の慰謝料を請求することも可能です。しかし、怪我の程度が悪化したり、長期間通院が続いたり、あるいは仕事を休んでいる場合は、保険会社の提示額が妥当か見極めることが非常に重要です。

弁護士に依頼すれば、以下のメリットがあります。

  • 損害額の正確な算出: 過去の判例や実務に基づき、自分に見合った正確な金額を算出します。
  • 保険会社との交渉: 保険会社はあくまで損害を最小限に抑えようとする立場です。プロの弁護士が交渉に臨むことで、自賠責の5,500円や保険会社の提示額以上の金額を引き出すことが期待できます。
  • 手続きの代行: 医療証明書の集計、入通院報告書の提出など、面倒な手続きを代行してもらえます。

自損事故で通院した場合、自賠責保険では1日5,500円しか補填されませんが、加入している任意保険を活用すれば1日1万〜3万円程度の補償を受け取ることが可能です。

特に「休業損害」や「交通費」、そして「入院慰謝料」は、自分の保険でカバーできる重要な項目です,怪我の程度や期間によりますが、保険会社の担当者に任せきりにせず、まずはご自身の保険証券の内容を確認するか、専門家に相談することをお勧めします,自身の権利を守り、早く日常生活に戻れるよう適切な補償を受け取りましょう。

元のリンク:https://rb-lawyer.com/post/8124.html

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