交通事故に遭われた場合、弁護士に依頼したいと考える方が多いでしょう。しかし、気になるのは弁護士費用ですよね。今回は、交通事故における弁護士費用の相場について詳しく解説します。

着手金

着手金とは、弁護士が事件を受任した際に支払う報酬のことです。交通事故の場合、着手金は事故の損害額によって決まります。一般的な相場は、損害額の10～15％程度です。

報酬金

報酬金とは、弁護士が事件を解決した際に支払う報酬のことです。報酬金もまた損害額によって決まり、通常は着手金の2倍～3倍程度です。ただし、事件の難易度や弁護士の経験などによって変動します。

日当

日当とは、弁護士が裁判や示談交渉などで出廷した際に支払う報酬のことです。日当は1時間あたり5,000円～10,000円程度が相場です。

費用総額の目安

交通事故における弁護士費用の総額は、一般的に以下のような目安になります。

損害額100万円の場合：30万円～50万円 損害額500万円の場合：150万円～250万円 損害額1,000万円の場合：300万円～500万円

費用は個別相談で確認を

弁護士費用はあくまで相場であり、実際の費用は弁護士によって異なります。具体的な費用を知りたい場合は、弁護士に個別相談して見積もりを取ることをおすすめします。

費用負担の軽減策

弁護士費用を少しでも軽減する方法があります。それは、以下のような制度を利用することです。

弁護士費用特約のある自動車保険 法テラス（日本司法支援センター）

これらの制度を利用することで、弁護士費用を自己負担なしで賄うことができます。

まとめ

交通事故における弁護士費用の相場について理解いただけたでしょうか。弁護士費用は決して安くはありませんが、適切な賠償金を得るためには専門家の力を借りることが大切です。費用負担に不安がある場合は、費用軽減策を検討することをおすすめします。