交通事故の弁護士の着手金はどれくらいですか?
2024-11-06
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交通事故に遭ってしまった場合、弁護士に依頼することを検討する方も多いでしょう。しかし、弁護士費用が気になる方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、交通事故の弁護士に依頼した際にかかる着手金について解説します。着手金とは、弁護士が業務を開始する際に支払う報酬のことです。
着手金の相場
交通事故の弁護士の着手金の相場は、
弁護士報酬の10~20%程度です。弁護士報酬とは、最終的に弁護士に対して支払う報酬額のことです。
弁護士報酬の算出方法
弁護士報酬は、以下の計算式で算出されます。
弁護士報酬 = 賠償金額 × 弁護士報酬率
弁護士報酬率は、交通事故の類型や弁護士の経験や実績などによって異なります。一般的な弁護士報酬率は以下の通りです。
後遺障害なしの場合:10~15%
後遺障害ありの場合:15~20%
着手金の目安
上記の計算式と弁護士報酬率をもとに、交通事故の類型ごとの着手金のおおよその目安を以下に示します。
むち打ち程度の場合:10万円~30万円
骨折や入院を伴う場合:30万円~80万円
後遺障害等級が14級以上の場合:50万円~100万円
着手金以外の費用
着手金以外にも、交通事故の弁護士に依頼する際には、以下の費用がかかる可能性があります。
成功報酬:弁護士が賠償金を得た場合に支払う報酬
日当:弁護士が法廷に出廷する際に支払う費用
実費:交通費や通信費などの弁護士業務にかかる費用
弁護士費用に関する注意点
弁護士によって着手金や弁護士報酬率が異なるため、必ず依頼前に確認しましょう。
着手金は、必ず書面で契約を交わした後に支払うようにしましょう。
交渉の結果、着手金や弁護士報酬率が変更になる場合があります。