人身事故扱いにするメリットは?

 2024-12-27    5  

交通事故では、被害者にとって重い後遺症が残ったり、仕事ができなくなったりして、大きな損害を被ることがあります。こうした損害を賠償してもらうには、自賠責保険や任意保険を利用することになりますが、交通事故の扱い方によって、受け取れる賠償額が大きく異なります。

人身事故扱いにするメリット

交通事故を人身事故として扱ってもらうことで、次のようなメリットがあります。

人身事故扱いにするメリットは?

① 慰謝料の増額 人身事故として扱われると、自賠責保険から支払われる慰謝料が、物損事故の場合より大幅に増額されます。後遺症が残った場合や、長期的に仕事ができなくなった場合には、より手厚い補償が受けられます。

② 休業損害の補償 交通事故によって仕事ができなくなった場合、人身事故扱いにすることで、休業損害が補償されます。物損事故では、休業損害は補償されません。

③ 後遺障害補償の適応 交通事故によって後遺症が残った場合、人身事故扱いにすることで、後遺障害補償が適用されます。後遺症が残る程度に応じて、一時金または年金の形で補償が受けられます。

④ 治療費の全額補償 人身事故の場合、治療費は全額自賠責保険から補償されます。物損事故では、治療費の一部が自己負担になる場合があります。

⑤ 通院慰謝料の対象拡大 人身事故の場合、通院慰謝料の対象が拡大されます。物損事故では、通院慰謝料は1回につき4,200円までですが、人身事故では6,000円まで支払われます。

このように、交通事故を人身事故として扱ってもらうことで、受け取れる賠償額が大幅に増額され、さまざまな補償が受けられます。後遺症が残った場合や、長期的に仕事ができなくなった場合には、ぜひ人身事故扱いにしてください。

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