2024-09-18 165
交通事故の慰謝料の算定基準には、自賠責保険基準、任意保険基準、弁護士基準の3つがあります。
弁護士に依頼した場合には，弁護士基準で計算されるため，当初の金額よりも増額されることがあります。
そのため，交通事故の慰謝料請求を弁護士に依頼する場合には，経験豊富な弁護士に依頼したいケースが多いと思われます。
しかし，交通事故に強い弁護士をどのように探せばよいのかわからないという場合もあるでしょう。
まず，交通事故が得意な弁護士にはどのような特徴があるのでしょうか。
特に，コミュニケーションが取りやすいかどうかは，今後のやり取りを円滑に行えるかどうかにも関わってきますので，よく確認しておきましょう。
交通事故トラブルの解決実績が豊富かどうかは、法律事務所のホームページや示談実績などから判断することができます。
また、以下の点についてもよく確認しましょう。
示談金の増額に成功している
過失相殺の方法・手続を熟知している
後遺障害の認定方法・手続を熟知している
交通事故トラブルについて，依頼者に配慮した対応をしてくれるかどうかは，依頼する弁護士によって大きく異なります。
交通事故における損害賠償の範囲は広く，場合によっては，依頼者が事細かに事情を説明しなければならないこともあります。
そのため，どのような状況なのか，どのように解決したいのかなど，依頼者の悩みを親身になって聞いてくれる弁護士を選ぶことが大切です。
個人事業に強い弁護士に依頼するメリットについて見ていきましょう。
特に，慰謝料についてお悩みの方は，弁護士に依頼することで増額できる可能性が高くなります。
交通事故は、任意保険会社との間で示談が成立することがほとんどです。
そのため、提示される金額は任意保険に基づくものであり、弁護士の基準よりも低いといえます。
弁護士に依頼することで、法的根拠を明らかにした上で保険会社と交渉することができるため、賠償額の増額を狙うこともできます。
弁護士が間に入ることで、適切な後遺障害等級が認定されやすくなり、高額賠償の可能性が高まります。
例えば、むち打ち症の場合、14級9号よりも12級13号の方が後遺障害慰謝料が高くなります。
認定手続きを弁護士に依頼できることがメリットといえます。
保険会社との交渉も任せることができるので、負担を減らすことができます。
特に、示談交渉の途中で弁護士を挟まなければ、依頼者と加害者側の保険会社が直接話をするケースも少なくありません。
治療に専念するためにも，交通事故に強い弁護士に依頼することをお勧めします。
ここからは，交通事故が得意な弁護士の探し方について見ていきましょう。
インターネットで探すだけでなく，知人の紹介や弁護士会への相談など，自分のニーズに合った方法を組み合わせることが大切です。
べんなび交通事故は、地域別・相談内容別に整理されているので、あなたのニーズに合った弁護士を簡単に見つけることができます。
また、実績のある法律事務所が多数掲載されているので、弁護士に依頼するメリットを最大限に活かすことができます。
検索する際、「交通事故 弁護士」などと検索すると、多くの法律事務所が上位に表示されるため、簡単に弁護士を探すことができます。
しかし、ランキング表示や検索結果数が多すぎるため、評判などを確認しにくいというデメリットがあります。
弁護士を探す際、知人からの紹介も有力な方法です。
コミュニケーションや人柄を事前に知ることができるので、スムーズに依頼することができます。
ただし、実際にその弁護士が交通事故に強いかどうかは、よく確認する必要があります。
弁護士会の法律相談では、住んでいるところから近い弁護士を探すことができます。
特に、地元に根ざした弁護士を探すことは容易です。
ただし、依頼者の要望をすべて満たすことが難しい場合もあるので、依頼する前によく確認する必要がある。
リーガルサポートセンターを利用する｜経済的に苦しい場合
弁護士に依頼する費用が心配な場合は、リーガルサポートセンターを利用しましょう。
弁護士の紹介だけでなく、経済的に苦しい場合に利用できる制度もあるので、経済的に苦しくて弁護士費用を支払うことができない場合は、利用を検討するとよいでしょう。
ここからは，交通事故が得意な弁護士を探す際のポイントについて，詳しく見ていきましょう。
面倒かもしれませんが、複数の法律事務所に相談することをお勧めします。
無料相談から始められる場合もありますが、有料の場合も多いので、よく比較して検討しましょう。
話しやすさなど、自分との相性を確認する。
実績も大切ですが、話が合わなければスムーズに対応できません。
コミュニケーションが取りにくいので、弁護士を利用するメリットが薄れてしまう可能性が高いです。
そのため、同じような実績がある弁護士であれば、話しやすい弁護士を選ぶことが大切です。
面談の際には、弁護士の説明も含めて、信頼できる弁護士かどうかを確認しましょう。
例えば、「わかりやすく、親身になって依頼者の話から解決策を探ってくれる弁護士 」は信頼できます。
また、費用についてきちんと説明してくれる弁護士であれば、トラブルを回避しやすいので、きちんとした説明をしてくれるかどうかを意識するとよいでしょう。
依頼する前に、弁護士費用の見積もりを確認しましょう。
弁護士とコミュニケーションが取れていれば、見積書の内容も問題なく理解できるはずです。
また、依頼する前に費用の見積もりを理解できれば、トラブルになる可能性は低くなります。
弁護士に相談する際には、不採算になる可能性も考えて確認しましょう。
親身になってくれる弁護士であれば、「弁護士に依頼しても費用対効果が合わない 」と事前に教えてくれることもあります。
また、予想される報酬と依頼料を比較する必要があることも覚えておきましょう。
元のリンク：https://rb-lawyer.com/post/3890.html
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